Dream Link BLOG

カンボジアでの学校建設にまつわる情報を発信しています。

Dream Linkのいま

こんにちは。

Dream Link代表の藤井智也です。

 

Facebookでの投稿が中心となっており、

しばらくブログを更新できずにいて申し訳ございませんでした。

 

なるべく多くの方に活動を知っていただくためにも、

やはりブログでの発信も必要かなと思っています。

 

カンボジアのターポン村に小学校を建設して早1年9ヶ月が経ちました。

 

■完成したターポン村小学校(2016年3月完成)

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そもそも「ターポン村ってどこ?」という方向けに少しご説明出来ればと思います。

 

カンボジア全土の地図

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上の地図の「KRATIE」と記載のある州の中心地から約1時間半ほど離れている小さな村になります。

(ちなみに「クラチェ州」は観光地で人気のあるシェムリアップ州から車で約8時間、

首都のプノンペンからは車で約5時間のところに位置しています。遠い。。)

 

資金集めのプロジェクトを実施したり、

報告会を開催して集めた収益金、

多くの方の広報活動などなど、

様々なご協力があり、3教室の小学校を建設しました。

 

収支報告については建設後に資金面のご協力頂いた方にしかお送りしておりませんでしたので、改めてこの場でお知らせできればと思います。

(手違いによりお知らせできていなかった場合には大変申し訳ございません。また、

建設終了後に屋根の一部に瓦の設置ミスがあったため、追加で計「55,000円」の資金を使わせて頂きましたが、以下は建設終了時までの収支報告となります。)

 

■収支報告書

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改めて、多くのご協力を本当に有難うございました。

 

小学校完成後、私たちが行ってきている事として「村調査」があります。

 

小学校建設にも長期メンバーとして活躍した「橋場洋」さんが

小学校完成後の村の状況を詳しく見たいと志願してくれました。

 

■「橋場洋」さん

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現在、彼を中心としてターポン村周辺の地域について村調査を行っております。

 

これまでに2017年3月と2017年8月にそれぞれ約1ヶ月間の調査を実施しています。

 

■「そもそもなぜ村調査?」

多く頂く疑問になります。

建設終了後に一部のメンバー間でDream Linkの今後の活動に関するMTGをしていた時に、あるメンバーから「建設した学校に何か課題があるかもしれないにも関わらず、その事に目を向けないままに活動を進めるのはどうかと思う。」というコメントを頂いたことがあります。

 

とてもありがたい意見でした。

 

Dream Linkが紹介される時に決まって形容詞としてついてくる言葉が「学校建設団体」

という言葉です。

学校建設団体となると、学校を次々に建てることを連想されるかもしれませんが、

私たちの活動のスタンスとしてはまずは建てた学校周辺の現状を知ろうというところに目を向けることにしました。

(もちろん学校を建てること自体はとても素晴らしいことだと思っています。あくまで団体間のその時の方針の違いだけかと思います)

 

現状を知った結果、何かアクションをおこすべき事があるのであれば、

アクションをおこす。

逆に特に目立ったこ

とがないようであれば村の自立に向けてなるべく委ねる。

それで良いのかなと考えています。

 

とにもかくにも知る事なしでは具体的なアクションが出来ない、というところから

始まったのが村調査です。

 

■2017年3月の村調査の様子

 

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■2017年8月村調査

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■村調査を通して行っている事

 

主に以下の3点になります。

  1. ターポン村生徒の通学状況
  2. ターポン村教師から学校の課題ヒアリング
  3. 周辺の村の家庭訪問

 

詳細は今後のブログで少しずつアップしていこうと思いますが、

いま分かっている結果などを少しお知らせしたいと思います。

 

■分かってきた結果

直近の2017年8月には、計35軒のご家庭を訪問させて頂きました。

(計123名対象)

 

■家庭訪問の質問内容(調査報告会の際のスライドからの抜粋)

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■「あなたは子どもの頃に教育を受けていましたか?」

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■「教育は必要なことだと思いますか?」

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全てのご家庭で「必要」と回答したところはほっとしました。。

 

また、少し小さいですが以下はターポン村の生徒の通学状況となります。

定期的に生徒数の推移をみることにより、例えば生徒のドロップアウトなどがどれだけいるかを知る事により、私たちの教師とのコミュニケーションの仕方も変えていく必要があると思っています。

 

■ターポン小学校通学状況

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ターポン村は新設した校舎の生徒だけでなく、

旧校舎も1棟残っており、3教室中2教室で未だに授業を受けていることから、

生徒数は全体で430名とかなりの大規模な学校群になっています。

 

 

以上が主な概観となりますが、まだまだお伝えし切れていない部分は多々あります。

 

また、村調査の際の現地での必要経費についてはお恥ずかしながら、

すべて個人個人のお財布から経費負担をしておりました。

(特に通訳費や移動費用で団体として必要になる経費については私個人から負担をしておりました。理由としては、建設時にご協力頂いた資金はあくまで「建設資金として使わせていただく」という名の下でお預かりした資金でしたので、活動内容の異なるところに対して出す事を躊躇していたためです。)

 

現在の資金明細については以下の通りとなりますが、

次回の2018年3月の村調査に向けて引き続き資金は必要となってくる状況です。

 

私たちとしても村調査から分かった課題などを考えた上で、

アクションすべき事が何なのかを見極めていきたいと思います。

 

もし宜しければ運営に今後も使わせて頂ければと思いますので、

引き続きご協力を頂けますと幸いです。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

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■現在の資金残高:343,193円

(建設資金としてお預かりした資金部分+建設終了後に追加でご協力頂いた資金合計)

⇒こちらはハード面での修繕などが必要になった場合に、大切に使わせていただこうと思っています。村側での修繕が可能な場合には、基本的には村側で修繕をしていただこうとは考えています。

 

■Dream Linkお振込先

三菱東京UFJ銀行 市ヶ谷支店(014)
普通口座0175159
藤井智也(フジイ トモヤ)

 

■お問合せ窓口

大変お手数ではありますが、以下の団体フェイスブックページから

メッセージを頂けますと幸いです。

www.facebook.com

 

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■アドレス

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