Dream Link BLOG

カンボジアでの学校建設にまつわる情報を発信しています。

ターポン村小学校建設4日目

建設4日目、ブログ担当します佐藤隆明です。
よろしくお願いします。

今日のメンバーは23人、どんどん参加人数は増えていってます‼︎
今日も様々な形で支援していただいている方々に感謝の気持ちを再確認してから、学校建設の作業は始まりました。
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現場では学校の形となる菱形の枠組みを作っているところでした。
大工さんたちに教わりながら、途中からは一緒に、レンガを積み上げて作ります。
ただ、その積み上げにもセメントを使うので、相変わらずスコップとも格闘してます(笑)
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レンガやセメントとは同時進行で、校舎の土台になるように、出来上がった菱形の枠組みの中に土を入れました。
これがすごい重労働で、スコップで土を掘っている最中、僕自身手のひらに豆が5つもできてしまいました。
掘った土はバケツに入れたりして運ぶのですが、村の子供たちが率先して手伝ってくれました‼︎
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そんな中、サム2さん(名前の書き方間違ってたらごめんなさい)はというと、1人壊れた机や椅子を解体していました。
これは他の壊れそうだったり、危ないところの補強に使うそうです。
こうやって僕らが建設している今も、ターポン村の子供たちが使ってる校舎はどんどん老朽化していっていました。
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これらの作業を続けていき、今日も無事安全にみんな過ごせました。
いろいろ教えてくれた大工さんたち、手伝ってくれた子供たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に長くなるんですが、僕がこの活動を通して思ったことを書こうと思います。

貧しい人や苦しんでる人のために、裕福な人や余裕のある人が支援してあげる、ボランティアに対して僕はずっとそんなイメージを持ってました。
自分たちがやれて他の人らが必要に思ってることがあって、それをやることはその人らのことを思ってだ、とか言ってるけど、けっきょく自己満足やないん?
そんな否定的な立場でした。
ただ自分がやったこともないことを否定するのはおかしい、そう思って今回、このプロジェクトに参加し、実際にクラチェで学校建設に携わってきました。

しかし現場での活動を通して、作業をする中でその否定的な考えは大きくひっくり返りました。
自分のやれることがあって、それが他の人らのためにもなる、それはボランティアやなくて、人と人との普通の関わりなんやと、考えは変わりました。
僕の中でボランティアっていう概念が崩れ去りました。
僕にやれることで他の人が必要としてることがあって、他の人がやれることで僕が助けを求めることもあって、そんな助け合いは絶対否定されるようなもんやない。
そういう助け合いを、無意識のうちにやれんのが人として普通なんやと、そう強く感じました。
建設はしんどいけど、でも頑張ろう。
自分のやる気が大きく増えた気がします。
Just do it !!
やってみないとわからないこと、やったからこそわかったこと、いっぱいあると思います。

あと3日間、僕がターポン村にいれるのはそれだけです。
それでもやれることはいっぱいあるはず。
残された少ない時間、やれることは限界までやってやる‼︎

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